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昔も今も変わらない

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昭和6年。政友会、民政党の二大政党政治は堕落し議会は国民の信用を失いつつあった。
金融大恐慌に続く冷害・凶作。
経済は破綻して失業者が街にあふれた。

これは大正の末に書かれた「日本改造法案大網」の骨子
① 天皇は国民の代表とし、国民と天皇の中間に存在する特権階級を廃止する
② 土地は国有にし、一家族の私有地は時価十万円までとする
③ 私企業は資本金一千万円を限度とし、それ以上の大企業は国営とする
  国営によって生じる収入(利益)は国民生活の充実に当て基本税のほかは無税とする
④ 労働者の権利を保障し労働は一日八時間、日曜祭日は休業(有給)とする
⑤ 国民の権利を尊重し、自由平等の人権を保障する
⑥ 国家は徴兵の権利を有し、兵士に給料を払い、将校と兵士の区別を廃し平等とする

著作は「北一輝」
北一輝は二・二六事件で銃殺刑に処せられた

現状とほとんど一緒ですね

by BobCat62 | 2012-04-22 13:23  

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